静岡県の御殿場に、キリンのウイスキー蒸留所があるのをご存知ですか?
その名もキリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所。
蒸留所は、一般の方も参加できる見学ツアーがあるのです。
ウイスキー蒸溜所の見学ではあるものの、実は小さい子も参加できるツアーです。
今回は見学ツアーの参加レポートです!
Contents
東京から富士御殿場蒸溜所までの距離
静岡県御殿場市柴怒田970番地にある富士御殿場蒸溜所。
蒸溜所の最寄駅である御殿場駅までは東京駅から電車で最短1時間40分、車だと2時間です。
蒸溜所ではウイスキーの試飲コーナーもあるので、電車で行けるのは嬉しいですね。
御殿場駅から蒸溜所までは、バスかタクシーで15分ほどです。
見学ツアーは要予約
見学ツアーは事前に予約が必要です。
当日の飛び込み参加も出来ますが、それは予約が埋まっていない場合のみのこと。
せっかく行ったのに見学が出来なかったなんて悲惨ですので、ちゃんと予約していきましょう。
予約は、キリンの富士御殿場蒸溜所のホームページで可能です。
富士御殿場蒸溜所の入り口
御殿場駅からは、バスかタクシーで15分ほど。
富士御殿場蒸溜所の象徴的な建物が敷地に入ると見えてきます。
タクシーで蒸溜所の入り口までやってきます。
かわいいボードがお出迎えしてくれます。
富士御殿場蒸溜所の見学受付
受付の前には樽と富士山麓が飾られていました。
待合室
待合室には、富士山麓のモルトウイスキーとグレーンウイスキーの製造ロードマップが飾られていました。
見学スタート!最初はプロジェクションマッピング上映
kirin.co.jp
プロジェクションマッピング上映のシアターは撮影NGだったため、画像は富士御殿場蒸溜所のHPから。
上映内容は、見てからのお楽しみですが、迫力のある面白い映像でした。
ウイスキーの様々な香りを堪能できるブース
富士御殿場蒸溜所のウイスキーから感じることができる4つの香りをかげるブースが設置されています。
ウイスキーの香りや味は、バニラや蜂蜜、アーモンド、チョコレートなどと例えられることが多く、それらの香りを嗅ぐことができます。
当然、アルコール成分は含まれていないので、見学ツアーに参加していた低学年の小学生や幼稚園生ぐらいの子たちも嗅いでいました。
蒸溜器ポットスチル
目の前にポットスチル。触ったり内部を覗くことも出来ます。
ブレンド設備やボトリング設備
大麦麦芽を原料としたモルトウイスキーと、とうもろこし等の穀物を原料としたグレーンウイスキーのブレンド設備です。
出来上がったウイスキーを瓶詰する設備です。
樽の中のウイスキー観察
熟成年別のウイスキーの色の変化も見ることができます。
富士御殿場蒸留所のウイスキー無料試飲コーナー!
ひととおりの見学を終えると、ついに本番(!?)の試飲コーナーです。
見学ツアーをナビゲートしてくれた方が、美味しいハイボールの作り方を実演。
おつまみの柿の種も。
無料試飲は、ハイボール1杯とストレート1杯の計2杯まで。
富士山麓 樽熟原酒50°とロバートブラウンのどちらかを選べます。
2杯じゃものたりない方にも対応!有料試飲コーナー
無料試飲コーナーはテーブル席でしたが、有料試飲コーナーはバーカウンター形式になっていました。
有料試飲でいただいたのは、富士御殿場蒸溜所ディスティラーズセレクトのシングルモルトとシングルグレーン。
15mlずつをセットで400円でした。
あとは富士御殿場蒸溜所ピュアモルトウイスキーの30mlを300円で。
この中ではディスティラーズセレクトのシングルモルトが筆者のお気に入りでした。
ちなみにディスティラーズセレクトとは、蒸溜所で働く社員自らが原酒を選びブレンドし、普段ウイスキーをあまり飲まない人向けに開発した、富士御殿場蒸溜所だけで購入できるウイスキーとのことです。
有料試飲コーナーの高額アイテムは、富士御殿場蒸溜所シングルグレーン25年(2000円/30ml)でした。
もし飲んだ方は、HIDEOUT CLUBのアプリで感想を教えてくださいね。
キリンディスティラリー富士御殿場蒸溜所の見学まとめ
東京から電車で1時間半〜2時間で行けてしまう蒸留所は、日帰り観光にオススメ。
見学ツアーには、若いグループやカップル、子供を含めた家族連れなどでも賑わっていました。
注意点としては、蒸溜所内にはゴハンを食べる場所がないこと。
お昼などに差し掛かる場合は、御殿場駅周辺のお店で食べてから蒸溜所に行くとよいでしょう。
少し遠出のお出かけに行ってみてはいかがでしょうか?