日本最大級のお酒イベント『リカマンウイビアメッセ in Kyoto』が、2018年7月28日に開催。
4908名の参加者が集い、大盛況だったこのイベント。HIDEOUTCLUB MAGAZINEでは、どこよりも詳しいレポートを掲載します!
今回のレポートは、全4回のうちのPART2です!
PART1の記事はこちら
– 大盛況の『リカマンウイビアメッセ in Kyoto』は、お酒好きが絶対に行くべきイベントだった!<詳細レポートPART 1>
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リカマンウイビアメッセ IN KYOTOとは?
全国に173店舗で酒の専門店を展開する株式会社リカーマウンテンが開催した日本最大級のお酒の祭典。
リカーマウンテンでは、これまでも大きなイベントを展開しており、昨年は「バーボンバーベキューフェス 2017」や「リカマン ウイスキーメッセ」などを開催。
そして今年は、ウイビアメッセという、ウイスキー&ビールの祭典が開催されました。
ただ、ウイビアメッセの面白いところは、ウイスキーとビールだけでなく、スピリッツやリキュール、ブランデー、焼酎などを出しているブースもたくさんあり、本当に様々なお酒を一気に楽しめる点です。
これまでのお酒イベントの中でも最大級の200ブース以上の出展があり、参加者は1日中いても飽きないお祭りとなっています。
ウイビアメッセのシステムや豊富なコンテンツの詳細は、レポートPART1に掲載していますので、是非ご覧ください!
それでは、PART1に引き続き、出展ブースを見ていきましょう!
注目の出展ブースを一挙紹介!<PART2>
東京クラフト
東京 武蔵野ブルワリーからやってきた東京クラフト。
サントリー社が手がけるクラフトビールも、ウイビアメッセに出展。
ロンリコ
続いてはロンリコ・ラム。
残念ながらブースに人がいないときに訪問。
サウザ
テキーラの代表銘柄の1つ、サウザ。
ROKU
ジャパニーズクラフトジンのROKU。
日本ならではの6種のボタニカル(桜花、桜葉、煎茶、玉露、山椒、柚子)と伝統的なジンの8種のボタニカルを使用しています。
ROKUは、BARでもたまに見かけますね。
ピナクル
フランス産のウォッカ、ピナクル。
フランス産の小麦を使用し、5回蒸溜で製造されたウォッカです。小麦由来のほのかな甘みと、5回蒸留によって生み出されるクリーンな味わい、やわらかな口あたりが特長。
カナディアンクラブ
日本でカナディアンウイスキーといえば、ほぼほぼカナディアンクラブと言って良いぐらい圧倒的な地名度をもつウイスキー。
すっきりとした味わいとほのかな甘い香りが特徴のカナディアンクラブは、実はソーダで割っても美味しいんです。
バルヴェニー
ブッシュミルズ
現在操業中のアイリッシュウイスキー蒸溜所の中では最古の歴史を誇る蒸溜所。
意外とブッシュミルズの飲み比べをしたことがある人は少ないので、貴重な経験です。
筆者は前に友人と飲み比べをしたことがあったのですが、それを思い出しながらいただきました。
グレングラント
こちらではグレングラントの飲み比べ。同一銘柄の複数種類を飲み比べられるのもお酒イベントを楽しくさせてくれる体験です。
グレンドロナック&ベンリアック
カンパリ&アペロール
イタリアのバーテンダーが開発したリキュール、カンパリも出展。
同じイタリアのリキュールであるアペロールも提供されていました。
カンパリベースのカクテルを飲んだことがない人はいないのではないか、と思うぐらいメジャーですね。
クエルボ
世界No1の販売量を誇るテキーラブランド、クエルボが楽しめるブースもありました!
ペローニ
イタリアのプレミアムビール、ペローニ。
絶妙にバランスがとれた苦味と柑橘類のスパイシーな香り、さっぱりとした爽やかな飲み心地で、驚くほどキレが良く、すっきりとした後味を実現しています。
ウィルキンソンジン・ウォッカ
10数種類のハーブが織り成す、やわらかな飲み心地と香りが特徴の本格的ドライジンと、厳選した原料から生まれたスピリッツを白樺炭で濾過したクリアな味わいのウォッカ。ロックやソーダで楽しめました。
稲葉商店
トリュフと相性の良い、アーモンド、カシュー、ピーナツ、マカダミアの4種をバランス良く配合し、トリュフの香り、塩加減が絶妙に仕上がっています。素焼きのナッツがブームですが、お酒にはやっぱりこれ。ウイスキーロックはもちろん、ハイボール、ビールにもぴったり。
ザ ボタニスト ジン
レミーコアントロー社のブースでは、アイラ島で作られているボタニスト ジンが出されていました。スタッフさんに聞いたところ、今回の出展では特にボタニストを飲んでもらいたかったとのこと。
アイラ島、初にして唯一のジン。クラシカルな9つのボタニカルに加え、アイラ島原生の22種類ものボタニカルを使用したプレミアム・ジン。世界で唯一稼働しているローモンドスティルでゆっくりと蒸留され、素材の持つ複雑で特徴的なアロマを引き出しています。極めてスムースな口当たりと優れたフィニッシュをもつ味わいが特徴です。
ウイスキー好きにとっては、「アイラジントニック」という言葉は惹かれますね。
ブルックラディやハイランドパークなどのラインナップももちろん準備されていました。
スカイウォッカ&ブルー
アメリカのサンフランシスコで生まれたウォッカ。
ベンネヴィス
ニッカウヰスキーの所有するベンネヴィスは、ハイランド地方フォートウイリアム地区の最も古い公認蒸溜所の一つ。
有明産業
今回のイベントで驚いたブースの1つが樽の製造メーカー・有明産業。
普段は、私たちの飲むお酒の裏側に存在しているので、消費者が接触する機会はあまりないはずですが、今回は表舞台に出てきてくれたようです。
様々な材木を使った樽で寝かせたウイスキーを飲み比べできるブースになっており、サクラ・栗・ヒノキなどで寝かせたウイスキーも楽しめました。
スタッフの人に伺ったところ有明産業は、一般の人も工場見学できるなので、機会があれば行ってみたいですね。
THE LAKES DISTILLERY
2014年にイギリスの北西部湖水地方に誕生した蒸留所。
イギリス初のブリティッシュブレンデッドウイスキーも販売。
スリーアローズ
ヘブンヒルなどを取り扱っているお酒のインポーター、スリーアローズも参戦。
セラヴィ オークボトル
お酒の個人熟成「宅熟」が可能なオークボトル、セラヴィ。
ワイン・ウイスキー・バーボン・テキーラなどのお酒を2~48時間で熟成することができるんだとか。
ホテルなどでも使ってもらっており、一般焼酎がプレミアム焼酎のような味わいになったり、ワインも重くなるとのこと。
一度は試してみたい商品の1つです。
ペンダーリン
ウェールズ唯一の蒸溜所ペンダーリン。
スコッチウイスキーやアイリッシュウイスキーにも使用していない、まったく新しい蒸留器を使用し、豊潤なコクと樽の香りが楽しめる唯一無二の逸品に仕上げています。
スタンダード品のレジェンドは、複雑な味わいの中に爽やかさも加わったバランスの良いウイスキー。
プレミアムボトルもさらに美味しく、新しい発見をすることができたブースでした。
グレンファークラス
今では数少なくなった家族経営による蒸留所の一つ。今年はグレンファークラス105の記念年ということで、色々な企画を準備しているとのこと。今後の動静を要チェックなブランドです。
ノルレェイク・インターナショナル
お酒のつまみに最高な、ベーコンやプロシュートが用意されていました。
見ているだけで、お腹が空いてきてしまいます。
カバラン
世界的な賞を頻繁に受賞している台湾ウイスキーの代表的な銘柄、KAVALANのブースもありました。
最近はどんどんプレミアム化してきていましたが、今回はその中でも価格を抑えられているKAVALANクラシックを会場の人々に飲んでもらいたかったとか。
確かに、KAVALANもなかなか気軽には手の出しにくい料金ステージに上がってしまいました。
もっと飲める機会が増えてほしいウイスキーです。
KAVALANを取り扱っているリードオフジャパンの他のお酒も提供されていました。
デルタインターナショナル
こちらもドライフルーツやナッツが販売されているブースでした。
ユニオンリカーズ
アップルバーボンというリキュールや、アイラミスト、シェリーなど。
筆者は、アイラミストでのソーダ割をたまに飲むのですが、ほのかなスモーキーさが美味しいんですよね。
奥飛騨ウォッカ
続いて、創業300年の奥飛騨酒造。
日本酒蔵が1958年から売っている珍しいウォッカを提供。ロック、ストレート、抹茶カクテルなどでオススメ。
月一回瓶詰めしており、奥飛騨酒造のホームページで買うことができます。
スウィンギング ドアーズ
ヤエガキ酒造が手がける、ライスウォッカ。
蔵元の軟水の地下水を割水に使用した、米から生まれたスピリッツ。白樺炭で濾過することにより白樺の味わいが溶け出し、
個性ある甘み・円みが融合したライスウォッカを提供。
まさひろオキナワジン
沖縄初めてのクラフトジン。泡盛酒造のまさひろ酒造による出展。
ジャパニーズスピリッツ薩州魂
濱田酒造が、独自製法で「豊かな芳香」「まろやかな甘み」「濃厚な旨味」を実現し、バニラ様の甘い芳香、まろやかな甘みと濃厚な旨味が絶妙なバランスで味わえるジャパニーズスピリッツ。
クライナーファイグリング
ヨーロッパのフェスやクラブで人気のイチジク味のリキュール、クライナーファイグリングをシトラム社が出展。
100%ナチュラルフレーバーのイチジクとウオッカベースのお酒で、アルコール分も20%なのでショットが苦手な方やお酒があまり得意ではない方にもオススメとのこと。
貴焼酎
梅酒の原酒(アルコール度数20度)を、さらに「蒸留」という工程を加えることで、アルコール分だけを取り出し、手間ヒマをかけて仕上げた焼酎タイプに仕上げた梅スピリッツを中野BC社から。
ボンベイ・サファイア
世界各国から厳選して集められた10種類のボタニカルを使用し、ヴェイパー・インフュージョンという独特な製法を採用。この製法が、ボンベイ・サファイア特有の深く華やかな香りと味わいを創り出している。ボトルから注いだ瞬間、カクテルと呼べるプレミアム・ジン。
バカルディ
ラムを中心としたバカルディブースも。
創設者ドン・ファンクド・バカルディにより生み出された8年熟成高級ダークラム、バカルディ エイトが最高でした。
デュワーズ
気軽にスコッチを楽しみたい時、ソーダでぐいっといきたい時に重宝するデュワーズ。
デュワーズソーダは、ハイボール好きな筆者も大好きです。
アバフェルディ
今回のブースでは、飲食店向けに出している16年が目玉。
アバフェルディ12年は、デュワーズのキーモルトであり、是非飲み比べて感じて欲しいとのこと。
ジョードプル ジン
旧市街の家屋の壁が青く塗られている事から通称ブルーシティと呼ばれるジョードプルというインドの都市にインスパイアされ造られたロンドン・ドライ・ジン。
ジュニパーベリーやアンゼリカ、コリアンダー、リコリス、ビター・アーモンド、オレンジ・ピール、レモン・ピール、グレープフルーツ・ピール、ジンジャーなど世界各地の13種類のボタニカルを使用。
フォレスト
イギリスのチェシャー州にある家族経営の蒸留所で生み出されたジン。可能な限り地元産の材料を使い、手作業で瓶詰めまで行われています。
2016年にはサンフランシスコワールドスピリッツアワードで前例のない2つのダブルゴールドメダルを獲得。これらの賞はスピリッツ業界で最も高い評価を得ており、現在ではフォレストジンがこの賞を受賞したのは唯一のジンとのこと。
ロッホローモンド
ローランド地方と境界線近くの南ハイランド地方にあり、シングルモルトの蒸留器とグレーンウイスキーの蒸留器が同居し、独自のクーパレッジを持つ数少ない蒸留所であるロッホローモンド蒸留所のシングルモルトも。
グレンスコシア
キャンベルタウンのウイスキー、グレンスコシアは全てのボトルがノンチルフィルターでのボトリング。
グレンスコシアのスタイルである「コクのあるスパイシーなフルーツと磯辺の波しぶきの見事なバランス」が表現されています。
アルモリック
フランスのヴァレンギエム蒸溜所で生まれたシングルモルト「アルモリック」も出展。
フレンチウイスキーは、少しウイスキーの種類が多めのBARに行かないと、なかなか出会えないので、ブースでも多くの人たちが楽しんでいました。
筆者もアルモリックは初めて飲みましたが、焼きたてのパンのような香味で美味しかったです。
アルモリックだけでなく、フレンチウイスキーは好みなウイスキーが多いです。
—-詳細レポートPART3に続く。後日アップしますのでお楽しみに!—–