こんにちは。HIDEOUT CLUBのスタッフ、桜井です。
先日、弊社で行われたイベント、シーバスリーガルのブレンドに使われる原酒5種類の飲み比べ&マイブレンド体験が出来る『シーバスリーガル・ウイスキーラボ』の内容をレポート形式でご紹介します!
イベントが開催されたのはGW直前の4月27日の金曜日。プレミアムフライデーの日です。
そんな日に、多くのユーザーの皆さまにご参加いただきました。
シーバスリーガルの世界観が作られた会場で、イベントスタート。
ブランド紹介
まずは、ペルノリカール社のシーバスリーガル ブランドアンバサダーである内田氏からのブランドの解説。
ブランド誕生から現在に至るまでの歴史、創業者であるシーバスブラザーズの理念、シーバスリーガルがラグジュアリーウイスキーであり続ける所以をスライドを交えて説明いただきました。
上品な語り口調のシーバスリーガルブランドアンバサダー 内田氏。
聞き入る参加者のみなさま
ブランドストーリーは以下からも閲覧できますので、ぜひ見てみてくださいね。
https://www.chivas.com/ja-jp/the-story/the-chivas-brothers#brothers
テイスティング
ブランドのバックグラウンドを理解できたところで、さっそくテイスティング開始。
ちなみに今回はひとりあたり7種類 × 50ml = 350ml (ボトル半分相当!!)をご用意。
あまりお酒に強くない筆者は1種類を飲み過ぎないように注意しながらテイスティングしました。
まずはフラッグシップブランドである「シーバスリーガル12年」をテイスティング。
筆者個人的な思い出として、シーバスリーガル12年は初めて買ったウイスキーということもあり、「美味しい、好き」という率直な感想。
といっても今回はテイスティングなので、後のブレンディングの時に参考になるように味わい、香り、印象を確かめます。
続いてキーモルト「ストラスアイラ」・「ハイランド」・「ローランド」・「アイラ」・「グレーン」の5種類。
こちらは後でおこなうブレンディング用に、ノートを付けながらテイスティング。
ストラスアイラ以外は地域以外は非公開のブラインドテイスト。
正直、高いテイスティング能力があるわけではない筆者。
違いが分からなかったらどうしようと、多少不安になりつつ順番に飲み比べ。
実際飲み比べると「あ、甘いにも種類があるな」と実感でき、一安心。
ただ、違うのはわかるけどうまく表現できないなぁ、とモヤモヤしていると「甘さと爽やかな柑橘系の香りと酸味で高校生が部活帰りにガッと飲むスポーツドリンクのようですね」とお隣の参加者。
そう、まさにそれ!わたしが飲んで感じたのはそれなんですよ!
こういうモヤモヤを言語化してくれる人達と、わいわい飲めるのは楽しいですね。
今回ご参加頂いたユーザさまは最近飲み始めたビギナーから大変マニアックな方まで様々。
当然筆者のようにテイスティングコメントに慣れていないような方から、お隣さんのように的確なコメントをされる方までいらっしゃいましたが、飲酒歴関係なくどこのテーブルも会話が弾んでいました。(このあたりになってくるとだいぶ飲んでますしね)
テイスティングノート
ブレンド体験
いざ、ブレンド体験。
はじめに自分でどのようなブレンデッドを目指すのかコンセプトを決めて、テイスティングノートを元にレシピを作成し、ブレンドしていきます。
テイスティングの結果、ハイランドの華やかな香りを大事に甘めにしてコンセプトは「女子力が高そうな感じ」に決定。
レシピは全部で100mlになるよう配合します。ハイランド多め、次いでストラスアイラ、グレーン、ローランド、申し訳程度のアイラに。
試行錯誤の痕が見える筆者のレシピ。
レシピを元にスポイトで原酒を量りブレンドスタート。
用意したスポイトが予想以上に扱いが難しく、苦戦しながらなんとかレシピの半分の量で作成。
そして、テイスティングして予想通りできたか確かめます。
テイスティングの結果、5%でも強烈にアイラが主張していたので、どうにかピート感を引っ込めて華やかさ、そして甘さを!と思い、再度レシピを改訂し調整します。
試行錯誤の末なんとか、コンセプト「女子力が高そうな感じ」のブレンデッド完成。
出来上がったブレンデッドは、同じテーブル内でシェアしてそれぞれのオリジナルブレンデッドを楽しみました。
筆者のテーブルはバランス・飲みやすさ重視派とハイボールでもいけるガツンと飲みごたえ重視派とコンセプトが両極端に分かれていて面白かったです。
自分のブレンデットが他人にどう評価されるのはなかなかドキドキする体験でした。
ちなみに筆者のブレンデッドは飲みごたえ重視派に好評で「骨太でロックでイケる」との感想をいただきました。。。
あれ・・・女子力は・・・?
ブレンドって難しい。
同じテーブルの参加者それぞれが作った、オリジナルブレンデッドたち
ブレンドに熱中する会場
三者三様のテイスティングノート
そして最後には、シーバスリーガル18年のテイスティングも。
一通りオリジナルブレンデットのテイスティングが終わったタイミングでシーバスリーガル18年がテーブルに配られました。
このときになるとだいぶほろ酔いでしたが、それでもわかる18年の味の深さ。
さすがプロフェッショナルのブレンダーが作るものは違う、ということを改めて実感。
お土産
21時も過ぎ、終了の時間となったとき、これまで講師を勤めてくれていた内田氏から素敵なお知らせが。
「ミニチュアサイズですが、シーバスリーガルのミズナラと18年そしてノートをお土産にご用意いたしました。」
さっき飲みたりなかった18年!今日飲めなかったミズナラ!絶妙な品のあるミズナラカラーのノート!
最後の最後まで、トップブランド力を感じる素敵なサプライズでした。
このサプライズプレゼントには、会場からも拍手が(笑)
ノート(シーバスリーガルミズナラモデル)
シーバスリーガル18年(ミニチュアボトル)
シーバスリーガルミズナラ(ミニチュアボトル)
参加者の感想
イベント後にアンケートを実施。
今回のイベントに満足と回答してくれた参加者は、90%以上でした!
ご回答いただいたみなさまありがとうございました!!
最後に
HIDEOUT CLUBでは、今後もウイスキー好きが楽しめるイベントを定期的に実施して行きます。
今回、ご参加いただけた方も、できなかった方も、次の機会に参加いただけることをお待ちしております!
次回のイベントの告知も近々する予定ですので、お楽しみにお待ちください!
おまけ:イベント準備の様子
今回は、ひとりあたり7杯×30名分=210杯のウイスキーを準備しました!