え!ソサエティボトルをバーで提供するのは違法?カナダで政府が押収。

2018年の1月18日、カナダのブリティッシュコロンビア州で4つのバーやレストランが政府当局者の立ち入りに合い、世界的なボトラーの1つであるスコッチモルトウイスキーソサエティ(SMWS)のウイスキーボトルが押収されました。
対象となったお店はスコッチモルトウイスキーソサエティのパートナーバー。
有名なフェスウイスキーキッチンの場合、約4万ドル相当の242本のボトルを失いました。


フェスウイスキーキッチン / 出典 : scotchwhisky.com

政府の立ち入りにあったバーはいずれも、政府直営の酒屋ではなく、民営の酒屋から入手。
カナダの多くの州では、酒類の販売は政府によって厳格に管理されており、限られた数のウイスキーの販売が許されています。

個々の顧客が民営の酒屋からこれらのウイスキーを購入することは合法ですが、バーは政府から直接運営されるものと同様に、後者のウイスキーのみを購入することができます。
政府が運営する店舗では限られたブランドだけが提供されているため、数百のバーがこっそり民営の酒屋からウイスキーを調達しています。


出典:change.org

この州のすべてのカクテルバーには棚に様々なお酒が置いてありますが、この4つのバーだけが立ち入り検査をされ、押収された唯一のお酒はスコッチモルトウイスキーソサエティ(SMWS)のボトルだけでした。
この襲撃はウイスキーの祭典「ビクトリア・ウィスキー・フェスティバル」の前に行われ、結果としてSMWSは出席をキャンセルすることになりました。
また、政府公認の酒屋で買うことのできないスプリングバンクとゴードンマクファイルもフェスティバルから撤退。

今回の件について、SMWSカナダはTwitterで州に対して「小さな個人経営のバーに対する不当な襲撃」と非難の声明を発表。
ブリティッシュ・コロンビア州検事総長は「措置についてはコメントしていない」と述べています。

なお、change.orgでウイスキー返却を求める署名活動が実施されています。
Free The Whisky – British Columbia

WHISKY SEIZED IN ‘PROHIBITION-STYLE’ RAIDS – scotchwhisky.com