【BAR訪問記 #3】Bar Rudies(バー ルーディーズ)- 渋谷駅から徒歩5分、違いがわかる大人の男女を魅了する隠れ家バー

飲み会を終えて居酒屋を出たとき。大事な接待を終えて一息つきたいとき。思索にふけりたいとき。今夜の自分時間の供となる1杯、どこで過ごそうか。
止まり木となる場所に迷ったとき、HIDEOUT CLUBアプリが道標になる。アプリを起動させれば自分のいる周辺のバーがすぐに検索できるのだ。プレミアム会員になると毎日1杯無料のウェルカムサービスを受けることも可能だ。

どこにいようと飲みたい呑助にとって、これほどの強力なコンパスを使わない手はない。さっそく未知のバーを探索してみよう。

第3回「Bar Rudies」(渋谷)

「ここはね、客が店を選んでやってくる。それでいて店が客を選んでいるバー。そんなふうに思えるんですよ」

いかにも好奇心丸出しのぼくに、左隣でショットグラスを傾ける男性がそっと教えてくれた。

“Bar Rudies”は渋谷マークシティと国道246号線の間、飲み屋街のビルの5階にある。渋谷駅から徒歩5分もかからない場所だが、初訪問のぼくは10分もうろうろしてしまった。iPhoneのGoogleマップを頼って到着したのは見当違いのオフィスビル。こりゃ自分で探すしかないとビル名を頼りに彷徨って、ようやく訪れることができた次第で……。

“Bar Rudies”ではHIDEOUT CLUBのウェルカムドリンクが「ボウモア12年」「ザ・グレンリヴェット12年」「グレンモーレンジィ オリジナル」の中から選べる。大ファンの「グレンモーレンジィ」をマスターにお願いし、ひと心地ついて店内を見回すぼく。お通しのスープとグレンモーレンジィをスーッと口にしつつ、冒頭の左隣に座る男性との会話が始まった。

週末の金曜日、時刻は23時少し前。カウンター8席、奥に4人掛けテーブル、ぼくの右隣が空いている以外、席はすべて埋まっている。週1か2くらいのペースで来ているという左隣の常連男性によれば、今日は混んでいるほうですねと、忙しく立ち回るマスターに代わって応えてくれる。

男性のように一人静かに過ごす人もいれば、ぼくのひとつ空けた右隣にはシングルモルトウイスキーにはまり、「友達がバーテンダーやってるの。今年は一緒にスコットランドに行きたい」と愉しそうな女性。思わずぼくも「いいじゃないですか、ウイスキー女子!」と軽口をたたいてしまう。マスターも「#モルト女子」「#シガー女子」はうちも押してますよ、とすかさず合の手を入れる。

客とマスターだけでなく、ここは客同士の距離が近い。互いに顔を見知っていて、それでいて一定のパーソナルスペースが保たれている。

渋谷のバーは片っ端から巡ったという左隣の男性が
「オーセンティックすぎず、かといってくだけすぎない。ここはほかのどの店とも違う、唯一無二のバー」
と教えてくれたのも納得だ。

ぼくはバーでは自分からほかの客に決して話しかけない。が、話しかけられればうれしい性質で、こういうおしゃべりは大好きだ。寂しがり屋の人見知りってタチが悪いが、寒空の下わざわざ探してきた甲斐があった、いい店に来たとニヤニヤしてしまう。

「なかなか話ができなくてすみませんね、今日はちょっと特別な夜かもしれないです」と、ほぼ満席となった客にまんべんなく気を配りながら相好を崩す、店主の清水淳一さん。下北沢、青山のバーに勤めた後、その間に位置する渋谷に2016年に店を構えた。

「店を出すにあたって代々木上原や富ヶ谷、恵比寿あたりも候補になったんですが、自分でもここに来ることになるとは予想もしませんでした」

居酒屋やキャバクラも多い場所柄だが、そんななかで“Bar Rudies”は超然と異彩を放っている。

「はからずも隠れ家バーとして気に入ってくださるお客様が多くいらっしゃいます」と清水さん。

さて2杯目。ノープランのうえに会話が弾んで、何も考えられない。

「グレンモーレンジィがお好きなら、これはいかがですか?」と清水さんが提案してくれたのは、グレンモーレンジィ10年のオールドボトル。いいですねぇ、これにします。

清水さんが一緒にショットグラスを差し出してくれる。ん、これは?

「オールドボトルを飲んでくださるお客様には、比べた違いを楽しんでいただけるよう、現行品も一緒に少しだけお出ししているんですよ」なんて、呑助のハートをグッととらえてくれる。それぞれの個性を堪能できる飲み比べの演出、ウイスキー好きにはたまらない。

店内は照明を落としており、ロウソクの淡い灯がムードを醸成する。バックバーを見渡せば、オフィシャルのシングルモルトに清水さんが目利きで取り寄せた珍しいボトラーズといったウイスキー。それにラム、ブランデー。季節のカクテルも作ってくれるし、つまみは自家製仕込みだ。

シガーやパイプも押していて、現にこの日も超のつく常連という男性がパイプをくゆらせていた。

客の席の後ろ側にシガーの棚を増設し、その横にはシングルモルトウイスキーの棚も配置する予定とか。清水さんは
「シガーは今年中に40種類500本に、シングルモルトウイスキーは今だいたい50本置いてますが、それも今年中に200本くらいに増やしたいですね」と客を満足させるための攻めの拡張にいそしんでいる。

それにしてもこの雰囲気とこだわり、男性はもちろんだが、むしろ女性ひとり静かに過ごす姿が映えると思う。シガーとシングルモルトを味わっている女子にこの日は会えなかったけど、それはまた次の機会にとっておこう。

3杯目を考えるころには、0時を過ぎていた。この流れに身を任せ、清水さんにラストの候補を挙げてもらう。3本のボトルを出してもらった中から、非常に出来がいいというアドバイスに魅かれて選んだのは「マッカラン エディションNO.1」。なんともメロウな温かみが心地よく身体に染み込んでいく。

いろいろ教えてくれた隣の男性が帰っていく。空いたその席を見つめながら、男性が言った冒頭の言葉を思い出していた。

客が店を選び、店が客を選ぶ――。

その意味が少しだけわかった気がする。若いカルチャーの渋谷にあって、ここは目と舌の肥えた大人が集う場所なのだ、と。

本日の飲んだお酒

グレンモーレンジィ オリジナル(ウェルカムドリンク)
グレンモーレンジィ10年 オールドボトル
ザ・マッカラン エディションNO.1
計5,000円

本日のお店

Bar Rudies
http://www.bar-rudies.jp/
東京都渋谷区道玄坂1-7-10 新大宗ソシアルビル5F
TEL:03-6885-7253
営業時間:平日18:00~3:00 週末18:00~5:00 日18:00~0:00
定休日:年始

Bar Rudiesのイベント

ルーディーズでは、様々なイベントを不定期で実施しています。
こちらもそんなイベントの一つです。シガー(葉巻)に興味のある方は足を運んでみてはいかがでしょうか?

初心者歓迎!ウイスキーとシガーでワンランク上の体験を。アベラワー3種飲み比べとシガーのマリアージュ体験セミナーを渋谷で開催!参加者募集!

ウェルカムドリンクとは?

月額1500円のHIDEOUT CLUBプレミアム会員特典の1つで毎日1杯BARで無料サービスしてもらえる機能。
HIDEOUT CLUBスタッフに厳選された東京都内のBAR107店舗で利用することが出来ます。

詳しい説明は以下の記事から。
対応BAR100店突破!HIDEOUT CLUBプレミアム会員限定ドリンクパスポートの使い方をご紹介!
 https://mg.hideoutclub.jp/2515

これまでの訪問記

【BAR訪問記 #2】BAR CAPERDONICH(バーキャパドニック)- 新橋のもう1軒!の需要に応えつつ、モルト通も満足させる 呑助を魅了する異空間
【BAR訪問記 #1】Bar Virgo(バーヴァーゴ)- 赤坂にいるスコットランド通のマスターがいざなう ウイスキーの奥深い世界