人気スコッチウイスキーのグレンモーレンジィから新作がリリースされます。
その名も「グレンモーレンジィ バカルタ (GLENMORANGIE BACALTA)」。ポルトガルの陽光をたっぷりと感じられるカスク(樽)。スコットランドのゲール語で「太陽を浴びた」ことを意味する「バカルタ」と名づけられた特別なシングルモルトです。
グレンモーレンジィとは
スコットランドのハイランド地方の北部にあるグレンモーレンジィ蒸溜所で作られているシングルモルトウイスキーです。
グレンモーレンジィはウイスキーの本場スコットランドでNo1人気のシングルモルトで、その繊細でフルーティーな味わいは日本でも人気の高いブランドです。
ゲール語で「大いなる静寂の谷間」という意味し、1843年に設立されました。
スコットランドのウイスキーは、一般的に仕込み水に軟水を使用することが多いのですが、グレンモーレンジィは、ターロギーの泉から引かれる硬水を使用しています。
追加熟成のパイオニアとして樽にこだわり続けるグレンモーレンジィ蒸溜所は、伝統と最新技術を融合させるパイオニアとして高い評価を受けています。
伝統と革新の融合を理念に掲げ、1843年の創業より “Unnecessarily Well Made (完璧すぎる)”ウイスキーの製造にチャレンジを続けるグレンモーレンジィ。2010年の発売以降、毎年ウイスキーの愛好家やコレクターを魅了してやまない稀少なシングルモルト「プライベート・エディション」シリーズから待望の第8弾が登場します。
グレンモーレンジィ バカルタとは
20年以上前に発表された、世界で初めてポルトガル領のマデイラ島で造られるマディラワインの樽で追加熟成を施した「グレンモーレンジィ マディラウッド・フィニッシュ」からインスピレーションを得ています。その後、再発売を望む多くの期待に応えようとしてきましたが、理想とする樽になかなか出会えませんでした。結論として、自分たちが選んだ樽でマディラワインを熟成させるという方法にたどり着きました。
甘みの強いマルムジー種で作ったマディラワインで満たされた樽は、マディラ島の太陽を存分に浴びて熟成されます。フレーバーが樽に十分浸みこんだところで中身を空けてスコットランドへ輸送。バーボン樽で熟成したグレンモーレンジィの原酒をマディラワインの樽に移し、追加熟成することにより、果実を焼き上げたような甘味が魅力の情熱的なシングルモルト「バカルタ」が生まれるのです。
追加熟成とは
グレンモーレンジィは、追加熟成と呼ばれる手法のパイオニアとして知られています。ウイスキーを最初の樽(たとえばバーボンの熟成に使用した樽)から別のタイプの樽(たとえばワインの熟成に使用した樽)に移し、さらに何年か熟成させることで香りや味わいに複雑味を持たせる手法です。
グレンモーレンジィ バカルタの場合、単にマディラワインの樽を買い付けるのではなく、オートクチュールのアメリカンオーク樽を使用しています。自社で木材の選定から行い、約2年間かけて自然乾燥させた特注のデザイナー・カスクを作成。ワイナリーにて、マディラワインで満たした樽を陽光の下で約2年間熟成させ、理想的なフレーバーを与えたところで中を空け、スコットランドに輸送。その後、バーボン樽で成熟させた原酒を移して、追加熟成させました。
グレンモーレンジィ バカルタのテイスティングノート
色
ライトゴールド
香り
香り高い蜂蜜やスイーツの香り。熟したアプリコット、火打石のようなミネラル香の後にホワイトチョコレートの香りが続く。
味
ミント・トフィーの味わいが口の中に広がり、キャラメリゼしたベイクド・オレンジや巣蜜、アーモンドやデーツの味わいが豊かに広がる。芳醇なシロップのような後味とともに、キャラメリゼされたシトラス・フルーツや梨、クリーミーなファッジの要素が感じられる。そして常に背景にはメントールやユーカリのような魅惑的な風味が漂う。
商品概要
商品名
グレンモーレンジィ バカルタ
(プライベート エディション 第8弾)
希望小売価格
11,000 円 (税込 11,880円)
発売開始日
2017年2月24日(金)より数量限定発売
取り扱い
全国百貨店/酒類専門店など
仕様
700ml
アルコール 46度 ノンチルフィルター