カリラはアイラ島のカリラ蒸溜所で作られているウイスキーで、アイラウイスキーの中では最大の生産量を誇ります。カリラはアルファベットではCaolIlaと綴り、「アイラ海峡」という意味の名前です。(「Caol」が海峡、「Ila」がアイラ島)
ちなみにカリラは2016年のHIDEOUT CLUB人気ウイスキーブランドにもランクインしています。
– HIDEOUTCLUBユーザーの中で2016年に最も飲まれたウイスキーブランドTOP30
そんなカリラの味をHIDEOUT CLUBのユーザーはどう評価しているのでしょうか。
今回はカリラのスタンダード商品である「カリラ12年」のレビューをまとめました。
カリラとは
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蒸溜所が建設されたのは1846年で、現在はディアジオ社が所有しています。
生産量は年間で約640万リットルとアイラ島の蒸溜所では最大規模です。
生産されたウイスキーの多くは、ブレンデッドウイスキーのジョニーウォーカーの原酒に使用されます。
参考記事)
– スコッチの聖地 アイラ島と蒸溜所について。そのクセになる魅力とは。
カリラ12年の味。みんなの評価
アプリに投稿されている50件以上の記録から、10人の感想を抜粋してご紹介します。
ニックネームとプロフィール画像は伏せてあります。確認したい方はHIDEOUT CLUBアプリをご覧ください。
「ヨード香とフルーティのバランスの良さが売りのボトル。アイラモルトはこれとボウモア、ラガヴーリンが好き」
「香りはピーティ。だが12年ものだけあってアルコール刺激は少なく、フルーティーな香りさえ漂う。ラフロイグ、アードベッグが男性的ならカリラは女性的という表現がふさわしいかもしれない。」
「潮感じ取れました。そして薄いゴールド…上品さを感じちゃいますね。」
「カリラ特有の塩っ辛さとスモーキーさが癖になる。非常にバランスのとれたアイラです。最初に飲んだアイラがこれだったような…」
「ピート匂はするけどふわっと甘い香り。」
「安定のカリラ!」
「スモーク感のあるピートがききながらも、かすかな甘さやオイリーさ。アロマはハムのようなスモークさと果実香、フレーバーは塩気があるがすっと抜ける。非常に上品なアイラモルト。ラフロイグやアードベッグなどの重量系が苦手な方には是非。カリラが好きな人ってちょっとオシャレ。」
「比較的軽めなスモーキーさとフレッシュな香が混ざる。胡椒の様なスパイシーさが前面に出た後にほんのりとフルーツ。フィニッシュは短め。加水するとスパイシーさはそのままでフルーツの甘みが引き立つ。」
「口当たりの良いアイラモルト。柔らかなピート香に、口に含むと香そのままに柔らかな味わい。フルーティな甘さ、ボディは軽いけれどもフィニッシュはスモーキー。かなり好みの味。」
「香りは白ワインとか柑橘系の爽やかな感じだけど、飲むと飲みごたえがあってピートもきいてる。上品だけど、重厚感もあってとっても気に入った。」
公式のテイスティングノートはこちら
フレッシュ、甘くフルーティで、スムーズなボディのカリラ12年は、淡い麦わらの色とデリケートなバランスの味わいを持ちます。クリーンで食欲をそそる香りの中にかすかな柑橘系のフルーツとほんの一筋のスモークが包まれています。しっかりとしてスムーズ、始めは甘く、その後にフレグラントで甘いスモーキーさと長く尾を引くフィニッシュが続きます。
出展:MHDKK
カリラ12年の総合評価
HIDEOUT CLUBユーザーの記録には、「上品なスモーキー」「フルーティ」「柔らかい」といったキーワードが多く出ている高評価なウイスキーでした。
スモーキーなウイスキーは好きだけど、パンチが強すぎないほうがいい人にとっては、カリラはうってつけかもしれません。ぜひお試しください!
もし飲んだらHIDEOUT CLUBでぜひ味の感想を教えてくだいね!
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– アイラの伝統。アードベッグ10年のレビューまとめ
– ラフロイグ10年のレビューまとめ
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